2015年6月に購入した意翔村茶業の凍頂烏龍茶(2015年春茶)です。
二つ(200g)買っていて、一つ目は帰国後すぐに開け、二つ目を開けたところです。2015年冬茶もあるので、それと飲み比べようかと思ってて。
茶葉はこんなの。
開くとこんな感じですよ。
あれ?焙煎が強いし、発酵も強い。さらに言えば、あの柏のような香りがない・・・。
記憶に残るよりもお茶の色が茶色い・・・。
どうしたんだろう。
真空パックなんだけど、香りが飛んでしまったのか。
可能性としては、今私の鼻があまり良くない。
もう一つは、ここのところずーっと飲み続けていたのが阿里山だから。
お茶屋巡りは楽しいのですけど、ルールが一つあるんですね。
浅く、そして安いお茶から。
だから私が「焙煎が浅く、発酵が浅いものが好み」というとまずでてくるのが凍頂です。いいお茶なんですよ。次に出てくるのが阿里山。101の下にあるようなお店ならすぐに梨山も指名すれば飲ませてくれますけど、市中のお店ではなかなか出してもらえないのが梨山です。
理由はちゃんとあって、濃厚なお茶を飲んでしまうと浅いお茶の味がわからなくなってしまうのが一つ。。そして、安くてもいいお茶はたくさんあるけれど、(少なくともそのお店の中で)高いお茶の方がいいお茶。高いお茶の前では安いお茶は劣って見えてしまうから。
その格は私の好みのお茶では、凍頂<阿里山<梨山 と進んでいくのです。
ずーっと、それこそ二ヶ月くらい阿里山を飲み続けた舌は凍頂の良さがわからなくなってしまったのかな・・・。
舌の上で転がすけれど、渋いわけでもなく、美味しいお茶です。
それでも、阿里山と比べると劣るんだなあ・・・と思ってしまいました。冬茶を開ける前に舌が慣れるといいんだけどなあ。