このページの内容をまとめると
長いタイトルになってしまいました。そのまんま。
あなたが行こうとしている場所に、知り合いはいますか?
人を見る目を養おう
一人旅とはいえ、知り合いがいれば本当に心強い。で、いたとして、その人は信用できる人ですか?
どういうことかというと、たとえば日本で知り合った外国人を頼りにしてとある場所を訪れたとします。でも、その人は信用できる人ですか?ということです。あなた、カモにされてませんか?私はされたことはないので、わかりませんが。
フィリピンパブのお姉ちゃんにほいほいついて行ったおっさんの末路とか、トルコ絨毯屋の恋愛詐欺にひっかかったおばさんとかそういうものを想定しています。
ただし、わたくし、知人にフィリピン人の才媛もいれば、留学時代のクラスメートのトルコ人兄ちゃんとかおりますよ。人を見る目を養いましょう、ということ。フィリピンパブのお姉ちゃんやトルコ絨毯屋と真剣な恋愛だってあるでしょう。
日本人の友人は頼れる人ですか?
また、海外生活をしている日本人の友人がいてその人を頼るとします。でも、その人は頼れる人ですか?
海外生活が長い方は日本的な考え方を捨てているかもしれません。もしくは、精神状態があまりよくないかもしれないのです。
詳しくは書きませんが、私がとある場所で頼った日本人はどうも精神状態があまり良くない感じだったのです。余裕がまるでなくなっていたのです。ごめんなさいねえ、と思ってしまいました。SNSでは元気っぽかったのですけど。あれは元気なフリをしていた、もしくは元気なフリをせざるを得ない状況だったようです。
人によって感覚は違いますよ
治安状態について聞いても人によって感覚がずいぶんと違います。
日本でだって感覚は違う
具体的に書きましょうか。福岡にいたころ、ずいぶん物騒なところだと思っていました。住宅地に銃弾が打ち込まれるとかどんだけよ。住んでいたところから見える場所(の影)で強盗強姦事件が、冬とはいえ午後八時に発生するとかまじでありえない。放火で煙があがるとかなにそれ。けれど、福岡の人はその場所が物騒だとは思っていなかった。危険に感覚が麻痺しているのです。
だから福岡の人に福岡の治安について聞いても、大して役に立つことは帰ってきません。もしくは相手が気分を害します。(ほんっと、東京は夜も安心して一人歩きができると感じますよ。私も危険に麻痺してますか?)
具体的なことを聞こう
事例2
海外のとある都市についてそこに住んでいる日本人に聞いても「大丈夫だよ?」の一言でした。でも「夜何時にここを歩いたら?」ときけばようやく「そんなことしたらまずい。帰りはこの路を通る」と返ります。
前提が違うんですね。
前提となる情報を共有できてないことに想像力が及ばない人に聞くとまともなことは返ってきません。こちらがうんとうんと想像力を働かせて具体的に聞かねばなりません。
この場合はかつてその都市に住んでいて、今は高級住宅街に住んでいる現地人に聞くと「ここから北には行ってはいけない」「そんな格好をしてはいけない」「怖がる必要はないけれど、これとこれとこれには気をつけること」とか具体的に教えてくれたので助かりました。
事例2
韓国の地方に住んでいる韓国人の友人を訪ねたときのことです。釜山から南部に行くのです。
Googleで検索しても、どうやってそこに行けば良いのか出てきません。
駅から来い、バスに乗れ、とかいろいろ言うのですが、「どの」駅なのか出てきません。
どうやら「釜山」と「釜田」があるらしいのですがもうちんぷんかんぷん。
バスなら二つターミナルがあるのですが、乗れと言われた場所は全然違う釜山駅。何なの?韓国の鉄道のホームページも完全に意味不明。
だから「どの」駅なのか「どの」バスターミナルなのか、わからないし韓国の鉄道のホームページも、バスもGoogleすら全く役に立たないんだよ、オラ!と思いながら、丁寧に「私は韓国には仁川空港でトランジットしたことしかございません。ハングルは読めませんし、あまりにマイナー文字すぎて学習する意欲もありません(これは「私たち漢字なんて読まないもんね❤︎」と言われたことを嫌味ったらしく言い返したの・・・)。交通系のホームページは英語ページすら充実していないので検索できません。時間を指定してくれればその通りに行きます」と答えてようやくわかりました。
知り合いがいれば本当に心強い
というわけで、知り合いがいれば心強い。けれど、信用できる相手ですか?頼れる人ですか?そして感覚は人によって本当に違いますよ。
質問するときは具体的に。
そうはいってもそんなに構える必要もないかな。
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