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ウィーン楽友協会・黄金のホールでモーツァルト・オーケストラを聴く [2014年7月 ウィーン一人旅]

毎年新年はウィーンフィルのニューイヤーコンサートを見ます。この会場が楽友協会です。

(一部クレジットがkokontouzai.orgになっていますが、そちらも私のサイトです。記事をこちらに移動させました)
ウィーン楽友協会
一度中に入って聞いてみたかったのです。
ウィーンフィルはタイミングが合わないい、チケットもとれません。

ウィーンですよ。
音楽の都ですよ。もしも楽友協会、それも黄金のホールで聞けるなんて言われたら行っちゃうよね。

実は、観光客向けに楽友協会の黄金のホールで「モーツァルト・オーケストラ」というオケが演奏してるわけです。ウィーンフィルではないけれど、楽友協会の黄金のホール、入ってみたい!聞いてみたい!

というわけで、コンサートに行くことにしました。

チケットは事前に入手しておきました。

個人的に日本語のサイトで買う方が「いろいろと」確実かなーと思います。トラブルがあっても自分で後から交渉せずにすむんじゃないかな、とかね。

座席はどこにする?

シートはS、A、B、Cという分類になっています。
ただ、Cは層がどうも良くないらしいのです。BにしようかいっそSにしようかと思ったのですが、A席です。高いけど、場所代ということで。

行ったことのある友人に言わせると、セミフォーマルで行け。A席でスニーカーとかありえん。安い席にはバックパッカーがたくさんいた。カジュアルにしたいなら安い席に行け、でした。私もそう思います。

行きました

一番上の写真を見ていただけると、ここにもチケット売りがいます。

チケット受け取りは建物の中で

のバウチャーでは「BOXオフィスでチケットを受け取れ」と書いてあります。建物に「Box Office」のしるしがあるのでそれに従って行ってみます。
ウィーン楽友協会
まがれ。
曲がった。
なんか裏口っぽい。入る。窓口があったのでおっさんに「チケットちょーだい」と言ってみた。
「ここじゃない」
「書いてあったからきたんだ」
「正面玄関から中に入る」
「はあ!?」
「ここじゃないんだよ」
「書いてあったんだ」
「でもここじゃないんだよ」
「はぁ?」
「違うんだって」
「よーしらんが、ディスオーガナイズドなところやな!」

オーストリア・クオリティ炸裂。標識に従って行ったBOXオフィスはここじゃなかった。

正面に戻ってみます。
ウィーン楽友協会
人が増えてますが、みーんなアジア系。
集団は中国人ばかりです。韓国人の集団も日本人の集団もありません。

そのうちドアがあいて、中に入れました。
ウィーン楽友協会
金ぴか!
BOXオフィスはここだってさ。
ウィーン楽友協会

バウチャーを渡してチケットを引き換えました。ついでにCDもくれました。
楽友協会
ん?S席。S席だっけ?バウチャーは渡してしまったしなあ。

終わってホテルに帰ってチェックするとやっぱり買ったのはA席。どうやらアップグレードしていただいたようです。
売りやすいわけではないS席が一つ空いたら、A席一つだけとった人をアップグレードして、A席二つ並ぶようにしたり、B席から玉突きでアップグレードして、ってして穴をあけない方が良いですよね。

楽友協会といえばシュトラウスですが、モーツァルトオケなのでモーツァルト。
ウィーン楽友協会

席に行きます

本来もう少しだけ後ろの方が音響が良いのですが、かぶりつき(それはA席)より少し後ろでそれはそれは良い席でした。
オケの後ろにも席が作ってありますが、これはニューイヤーコンサートと同じですね。
安い席なのですが、ここはビジュアル的に良いよねえ。

椅子はこんな感じ。
ウィーン楽友協会
きっつきつ。
「楽友教会 椅子 足が高い」という検索キーワードがありましたが、日本なみじゃないかな。少なくとも、私は高いと感じませんでした。

ニューイヤーコンサートは花で飾られているけれど、もちろん花なんてなし。
ウィーン楽友協会
でも、花がないと金ぴかだったんですね。

天井
ウィーン楽友協会
じつはまだ外は明るいのです。
ウィーン楽友協会

BOX席の下
ウィーン楽友協会

柱頭はどれも同じっぽい。
ウィーン楽友協会

なんかアガってきた!!

アガったのに、落とされる

右隣は中華系のおじさんがおばさん二人を連れています。ですがマンダリンでも広東語でもない。福建?東南アジア華僑かな。ヨーロッパではタイ人も凄く多く見たのですが、タイあたりだったのかも。そのタイ人のおじさんは非常に不注意な人で、写真を撮ろうとして私の頭を強打。
「痛い(涙目)」
「ごめんねえ」
「注意しなさいよ!」
おばさん参戦。
「事故なの。謝ってるでしょ」
「だから何?あたしはもっと注意しろっつってんの!」
英語です。訛りはあまりなかったです。これくらいなら言い返して大丈夫ですよ。
明確な線が一つだけあって、「決して相手を中傷しない」です。ここで私が「ここはあんたの国のきたねー裏通りじゃねーの」なんて付け加えたらアウトです。
日本人は苦手よね。

左隣はおそらくイタリア人夫妻。

でも、せっかくアガったのに落とされました。
周りが興奮してるとねえ。あまのじゃくなもんで冷めてくるし。

演奏

指揮者は本当にモーツァルトみたいな顔をしていて、モーツァルトが指揮したらこんな感じだったかなーなんて思いました。

オケメンバーも指揮者も全員モーツァルト時代の衣装なのですが、どうも女性がかなり多いのです。
ああ、そういうことか。
ウィーンフィルは保守的で原則男性メンバーのみ。ハープだけは女性、というオケでした。最近は花形のバイオリンにも女性メンバーがいますけど。

女性が多い理由を考えてみる

電子ではない楽器をやっていればわかるとおもいますが、ピアノをはじめ楽器をやる人って女性がほとんどなのに、プロは男性がほとんど。女の子は続かない。男尊女卑の世界だから?高校生レベルではそうでもないのです。そもそも先生は女の人が多いし。続かないのは物理的な問題です。腕力に指の力の問題。続けて音大に行き(それだけでもすごい)、さらにプロになる女性って半端じゃないのです。

けれどウィーンフィルは女性をなかなか受け入れなかった。

そのウィーンで観光客向けのモーツァルト・オーケストラを立ち上げるにあたり、「上手いんだけど所属していない演奏者」を探すと女性が多くなった、というところでしょうか。

楽器を演奏するのにはお金がかかります。ソリストならまだしも、オーケストラメンバーってそんなにお給料は良くありません。練習量、これまでのレッスン代、それに見合ったお給料ではない方が少なくないのではないでしょうか。

ハコモノ行政が指弾されるように、建物の維持もお金がかかります。

観光客は「音楽の都 ウィーン」を求めています。そのくせ、ウィーン滞在は一泊とかね。そううまく聞けるわけはないでしょ。

じゃあ、観光客向けにほぼ毎日演奏すればどうなるでしょう。
ニーズが満たせます。「楽友協会」の建物維持ができます。さらに、オーケストラメンバーもお給料がもらえます。三者がWin-Win-Winなのです。

モーツァルト・オーケストラは観光客相手でも演奏に手を抜いていません。
ウィーン・フィルのように軽やかな音作りです。間違ってもベルリン・フィルの重厚な音作りではありません。
モーツァルトには軽薄なまでの軽さ、シュトラウスには踊れる軽さがぴったりなのです。
ただし、選曲は「あの曲」「この曲」ばかりです。パパゲーノとパパゲーナの「パパパ」とかね。ソプラノの声量が少し足りなかったなあ。
前半のラストは「トルコ行進曲」、そして最後はやはり「美しき青きドナウ」「ラデツキー行進曲」でした。

衣装の足が破れていようが、演奏に手を抜かないモーツァルト・オーケストラは良いのです。

客層は悪い

ただ、問題は客側。
クラシック慣れしていない客が多いのです。

演奏が始まります。普通、オケメンバーが入ってきたらカメラしまうでしょ・・・。
右隣はカメラを出してバシバシバシバシバシバシ。一眼だからうるさい。
指揮者が入ったら右から三人でバシバシバシバシ。うるさい。
演奏を始めると、鳥肌がたちそうなくらい「いい感じ」なのですが右からバシバシバシバシ。・・・うるさい。
音が静かになったと思えば、どうもビデオにしたらしい。

左も携帯で撮影中。
前側だからまだ少ないけれど、後方で見たらどこもかしこも液晶が光ってて迷惑だっただろうなあ。

インターミッションでは、残っていたオケメンバーにオケの後ろの席の人たちが記念撮影をお願いしていました。それは問題ない。

でも、極めつけはオケの後ろの安い席の白人おばさん。
演奏中に立ち上がり、携帯でバシバシ。音も響きます。

後ろのロシア人夫婦は興奮ぎみに喋り始めます。「ブラボー!」っていうなら演奏中に喋るなよな。

客のマナーなら、香港のシティーホールで聞いた香港フィルの方がはるかに上です。

客の服装

モーツァルト・オーケストラの客の服装はかなりラフです。
私は一応ワンピースを着て、普段ヒールを履かないのですが、とりあえずウェッジソールのサンダルを持って行っていました。

ウィーン楽友協会

外で履いて中に入ったのです。スニーカーは袋に入れていたのですが、クロークにおきそこねました。
でも、スニーカーどころじゃないんですよね。S席でも。
サンダルとか普通。Tシャツとか普通。

というわけで、モーツァルト・オーケストラそのものは良いのです。
でも、客層はS席でもかなり悪いのでそこはお気をつけて。

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★SIM持った?私は次回のヨーロッパでは多分事前に周遊ローミングSIMを手配していくと思う

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