さて、そのままぶらぶらと朝の北角を歩き回ることにしました。
糖水道の高架の下。ここは夜歩くには少し怖かったかもしれません。やはり、北角道に出て良かった。
あっちには、サウスチャイナホテル(粤華酒店)です。昨夜バスを降りたのはこのホテルの近くのバス停、その名も「粤華酒店」でした。
ここもそんなに高いホテルではないので、夜到着ならこっちの方が良かったのかもしれない。
糖水道の高架をくぐり、すぐにあったのは、渣華道街市。
ここの上に「渣華道街市熟食中心」というのがあって、どうやらフードコートらしいのです。フードコートとはいえ、日本人の連想できるようなものではなさそうだけど。
・泉記@渣華道街市熟食中心・北角
・香港3日目
この近辺でSIMを購入しました。
北角のフェリーターミナルです。
4月はここに降りたのでした。
⇒ザ・下町。北角ぶらぶらして目的のトラムの通りは見つけられず
さて、私の歩いている側にあるのはイビスです。
私はここには好んでは泊まりたくない。⇒イビス・ノースポイント
イビスの手前、地下鉄の出口(A1)に戻ると、レストランです。
朝もやってるね。
その隣に前回おかゆを食べたかったのに麺を食うことになった潤記です。
そして、イビスという順番です。
今回の目的地はここではない。その隣です。
食為鮮でした。
ただ、今はまだ入らず、もう少し歩きます。
食為鮮の角を曲がると、Wellcomeが見えました。友が言っていたのはこれだな。
それより、その手前の裏通り。
多分これ、マーブルストリートに続くんだけど、ああ、香港の裏通りだわあ、と思いました。
両替商があったのだけど、人民元が表示してあって。もしもここに円を持って行って、レートはどうなるのだろうと思いました。
時代は人民元。
香港はすでに中国経済に飲み込まれているのです。
香港とは、中国への、中国からのgatewayであり、それによって繁栄した街です。
ああ!私は上海を見てこなければ。
⇒2016年4月 上海三泊四日 もくじ
香港の命運は上海次第かもしれないと思う。つまり、自由化され、アクセスしやすい「上海」があれば「香港」の価値はなくなります。香港を香港たらしめたのは、英米法による「法による統治」、そして「表現の自由」だったのですが、それすら危うい。香港を噛ませればその分仲介料を取られてしまいます。ならば、資本は直接上海に入るよなあ、と思うのでした。
今はもう、噛ませるならば、英語とのバイリンガルでもなければ、北京語のバイリンガルでもない香港よりも、むしろ台北かもしれない。台湾には「台湾」という政治リスクがあるのですが、すでに中華人民共和国の一都市、それもただの地方都市の一つにすぎない香港よりは、リスクが低いのかも。
そんなことを考えながら、食為鮮へ戻りました。
ルート
わからんわな。
M1はわかるよね。糖水道と書かれているけれど、そこの近くの黒丸ホテルがサウスチャイナホテルです。あの近辺、左側にバス停が見えると思いますが、あそこで私はA11を降りたんだと思います。糖水道と英皇道の交差点にあるのが、トラムポイントです。
渣華道の街市が渣華道街市。その通りをそのまま行くとIbisです。書局街の許留山に通いました。その向かいにあるのがB1です。奥にあるのがエレベーターです。Ibisからまっすぐ行くと食為鮮でその角を曲がって琴行街にあるのがWellcomeでした。書局街にある本屋でノートを買いました。
北角は下町。夜は正直なところちょっと怖い。