そんな質問をいただいたので答えてみましょう。
姉御さんのスペック
- 30代半ば
- 虚弱体質
- 小さい頃から免疫は割に低め
- 喘息持ち(大発作を起こすと二ヶ月間ほとんど動けない)
- とにかく体力がないことを自覚している
です。
さて、そんな姉御さんが気をくばることはいくつかあります。
これ、国内でも一緒。
とにかく無理をしない
これにつきます。
なので、私の旅行記を読んでいただければ分かりますが、簡単にへばり、簡単に諦めています。
だって、一人だから無理なんだもん。全部自分で手配しないといけないのよ。で、ホテルやホステルの従業員さん、公共交通機関で働く方々に迷惑なんてかけられないわけですよ。
だから「無理をしない」
これにつきます。
ただ、昔、東京で夜間救急のお世話になったこともあります。観光ではなかったんだけどね。本当に助かりました。点滴されてましたよ、虎ノ門病院で。
それ以来できるかぎり、無理をしてはいけないんだな、と思って、ゆるーく、ゆるーくプランニングをしています。
日本からのきっつきっつのツアーをあまり使わないのはそういうことがあるんですよね。
あとツアーだと昔おられたんですよ、熱を出す方が・・・。「まただ」ということをおっしゃっていたので「旅行に出ると熱を出すのですか?」と嫌味を申し上げましたよ。
迷惑行為禁止。
早朝便はやめようと思った
私も2016年は深夜早朝便を何度か使いましたが、無理だな、と思いました。
一番きつかったのはこのフライト
⇒中華航空CI108、台北ー成田便
動悸がするんですよ。寝不足だと。気管支拡張剤を使うとどうしても動悸が出てしまうし、それって絶対心臓に悪い。
というわけで、もう早朝便はやめました。とくに、早朝にどこかに着くショートフライト、これは厳しいね。ロングフライトなら、それなりに休めるんですが。
無理だと思えば、安易に諦める
行きたかったんだけどなー、というものはいくつかあります。
ただ、無理だと思えば安易に諦めることにしています。
それができるのは、ゆるくしか決めない一人旅だからです。
ただし、私は「ここに行くなら、どうやっていく」というような事前準備ははかなりしっかりする方です。そして、できるかぎり「まとめる」というふうに体力を消耗しないように考えています。だから旅程を途中で変更することも可能なのです。
準備、大切。
薬は持って歩く
薬は必須です。
私の場合は気管支拡張剤と喘息の予防薬。予防薬の方は1日に2回なのですけど、どのタイミングで・・・ということもあって、常時持ち歩きます。
ビタミン剤と目薬は、まあ、そんな感じで。
清潔に
あと、マスク必須。
さらに、ウェットティッシュをよく使います。
最近、アルコールジェル状のものがありますが、あれではだめです。
考えてみてくれないか。
砂場で遊んだ手をそれで洗える?無理でしょ。目に見えるほど大きなものをきれいにすることもできないなら、いわんや。
「殺菌」と言っても、そもそもアルコールだけで殺せるものは少ない。
「アルコール殺菌ものは、むしろ皮膚細胞を傷つけ、そこから菌やウィルスの侵入を許す」と知人のナースが言ってまして、それを信用しています。
まあ、論理的に考えようぜ。そんなに簡単に殺せるなら、みんな苦労しないわけじゃん。
ウェットティッシュなら殺菌はできなくても「拭いとれる」わけです。「拭う」の大切、と思ってる。わりによくスマホも拭いています。
それで、いつも街歩きの荷物もこうなってしまう。
⇒見せてやるぜ!荷物の多い系の姉御のショルダーバッグの中身をなっ!
海外で病院に行ったことがある。海外旅行保険には入っておく
というわけで。
⇒バンコク:バムルンラード病院へ行って、帰りに成田の相談室にも行った
それでも、海外旅行保険には入ります。
ただし、私の場合は上述のように喘息という持病があります。2016年に大発作を起こしてしまったのね。それまで3年間ほとんど発作は・・・いや認めよう。軽いのは出てた。
喘息は死に至うる病なので、持病もカバーしてくれるAIUの海外旅行保険に入ってからお出かけしています。
⇒やばい!2年半ぶりに喘息を起こしそう。海外旅行保険は使えるの?
また、毎回父宛にワンセット「パスポートのコピー・フライト番号・ホテルの連絡先・移動する場合はその旅程・クレジットカードなどの情報」を残してから出ています。
仮に客死した場合は、現地で火葬にして、可能ならそこの海か川に散骨するようにしてもらってくれ、と言っています。