そういや、2018年は30泊もしなかったけれど。2022年みたいに30泊以上する年もあります。2023年は全然だな。
そういう人がやってるパッキング方法です。参考になれば。
大きなスーツケースの場合、隙間を埋めていくのはオススメしない
旅行シーズンになると、ネット上にいろんなパッキング方法が出てきます。
ただ、「隙間を埋める」のは私はオススメしません。
アメリカの友人宅で私がパッキングに四苦八苦しているとアメリカ女子が「あんたって下手ねえ。ここに隙間があるでしょ、ここにもあるでしょ」とパッキングしていきました。
その結果何がおきたかわかりますか?
どこに何があるのかがわからなくなり、次の場所でわからなくなって大変に困りました。
これでもか、これでもか、と詰め込んで、スーツケースいっぱいするのは良いのです。しかし、わけがわからなくなったら本末転倒です。
それに、行きに詰め込んだとしても帰りも同じことができるかなあと疑問に思うのです。
ポイントは、行きはゆったりと、帰りもアンパッキングがしにくくなるから、分類できるように詰め込むのがオススメです。(あと、重くなると持てなくなるからね)
↓のスーツケースは機内持ち込みサイズのリモワですが、こんな感じの応用です。「キューブを作る」というのがキモです。
スーツケースはリモワ・サルサエアー ⇒リモワ:サルサエアーの機内持ち込みサイズは、とにかく足回りが軽快だった
(リモワの機内持ち込みサイズと無印の仕分けケースは本当に相性が良かった!)
無印の仕分けケースでキューブ型に作っていく
個人的には、汚れた服ときれいな服が一緒になるのが汚らしく、不潔だと思います。
靴だってビニールに入れてからスーツケースに入れるよ。
そういうわけで、結局区分けするのが一番使いやすい。
その時に使うのはこのタイプ。「仕分けケース」とか呼ばれている、メッシュのものです。
無印で購入しました。もう10年選手です。いくつもいくつもあって、衣替えのときにも活躍していましたが、最近服を減らしているので衣替えにはつかわなくなりました。
それにしても随分とぼろぼろになりました。
劣化すると内側のビニールコーティングが剥がれていくよ。ここまで来たら(流石に)捨てる。
(このビニールコーティングはいらないと思うんだよね。)さて、買い直しだ。
たためる、というのは意味があるんだかないんだかわかりませんが、たためるというのでたたんでみました。
たたむ時に裏表がひっくり返るのですが、この、たたむケースのようなものはたたんだ時には内側のポケットのようになります。
無印のいいところ:度量衡が統一されるし、メッシュなのでわかりやすい
まずはそれなりに丈夫。なので私は洗濯機にぶちこんでしまいます。
次は、S二つでM、M二つでLという風に度量衡が統一されてる。さらに、上がメッシュだから、中身の確認がしやすいわけ。
シリーズが変わるとちょっとデザインが変わっていきますが、基本こんな感じよ?
サイズは、こんな感じ(ダブルは使ってない)
- 大:約40×53×10cm
- 中:約26×40×10cm
- 小:約20×26×10cm
使いやすいのは、S・Mあたりだと思う。私は特にSが使いやすいと思う。
店舗でもたまああに、仕分けケースが「レジにて半額」になってることがあるので。
別に、無印にこだわる必要はない
私は年に40泊くらいしちゃう人だったから、一泊二日としても月に何度かこのセットのお出ましがあります。なので、タフさって重要なのですけど、年間40泊もする人は少ないんじゃないかな。
ただ、上がメッシュになっていたり、透明になっていると中身が見やすいので何が入っているのかがわかりやすいよね。
Amazonには無印よりもはるかに安いアレンジケース・仕分けケースがいくつも出ていますよ。例えばこれ。
安いし揃ってる。タフかと言われればその点は期待してはいけないと思う。
行きに作るブロック
行きのパッキングは少し甘めにするのがポイントです。
というのも、帰りはお土産があったり、もっともっとパッキングが甘くなるので、持って行きすぎると現地で大量に物を捨てることになってしまいます。
具体的には。
例えばパジャマ&使い捨てスリッパ、歯ブラシやスキンケア物のなど「ホテルで絶対に使うもの」ばかりのパック。向こうの天候・気候を予測して服の組み合わせを作ったパック、防寒用&暑い日用のパックなどなどです。
ブロック状態なのでぽこぽこ入れていけば良いだけなのよ。隙間が生まれるので、詰めたかったらポケットティッシュやハンカチのような物を詰めておけば?
私は、ブロックをつめた上にぽんぽん乗せていくことがあります。特に帰り。
これは帰りですね。
スーツケースは、リモワ・サルサ。 ⇒リモワ:サルサの機内持ち込みサイズ(四輪)は、ハンドルがちょっと大きかった・・・
旅行中の汚れた服は仕分けケースには入れない
汚れた衣服は本来ならカビを防ぐために風通しを良くしたいのですが、それはそもそも無理だし、臭うのもいやなのでたたんでビニール袋に入れていきます。特に一泊ならね。
もしも途中で洗濯ができれば洗濯をしていきます。夏物みたいに薄くて乾きやすいものなら浴室で手で洗って干しています。ヨーロッパのような空気の乾燥したところで、さらに扇風機があれば夜に浴室に向けて扇風機をかけておけば7時間くらいでほぼ乾きました。
⇒便利な安宿ウェストバーンホテルの室内 [2014年夏 ウィーン女一人旅]
荷物を減らしたいなら洗濯しろ。
帰りは荷物が多くなりがち
私は肩掛けとすぐに物が出し入れできるような折りたたみボストンに、機内持ち込みサイズの三点セットでお出かけします。
もう一つ折りたたみボストンを用意しておけば、ブロックを投げ入れやすい
帰りはいくら物を捨てて帰るとはいえ、パッキングが甘くなりがちです。そのため、もう一つ折りたたみボストンを用意しています。
こういうキューブ型の仕分けケースがあると、折りたたみボストンにポンポン投げ入れられるのですよ。
⇒私のサムソナイトの小型スーツケースと折りたたみボストンをお見せしましょ
入れるものは、投げられても全く問題ないもの=服です。
CDみたいな割れ物を持ち帰るとき
あと、CDとかDVDみたいな、割れ物ね。私は香港とか台湾でそういうものをいっぱい買って帰る人なの。
結構気を配るんですよねえ。こういうものを持ち帰るときには、タオルなどにくるんでクッションにして、そしてこういうブロック式仕分けケースに入れておけば、ちょっとは楽になります。
ちっちゃいお土産もまとめて入れてしまえ
お土産って、お菓子だと重たい。それで私が最近使わないでもない手がマステです。
特に小さい女の子がおられる方は喜んでくれます。そういう、ちっこいものをぶち込んでおくのにも、こういうものが役に立つのです。
…ビニール袋で良くね?という人はそれで十分。無印の仕分けケースを愛用する理由は
うん。十分だと思う人はそれで十分なんですよ。
私が、この無印の仕分けケースを愛用している理由は、
- 「メッシュで上が見える」というのがまず第一のキモ。
- つぎのキモは無印で小さいものは大きいものの半分、という統一された度量衡です。
なので、そこにメリットを感じない場合は本当にビニール袋で十分です。