LCCに乗るときの持ち物リストと、想定しておくべきこといくつか

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こちらもどうぞ⇒新しい時代の、海外旅行・国内旅行持ち物リスト(エッセンシャル版)

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私が使ったことのあるLCCは香港エクスプレスだけです。2015年に一度、2016年に二度乗りました。
香港航空

当時香港エクスプレスは香港航空の傘下にあり、香港航空の機材を使うこともあった。

LCCではレガシーでは考えにくいことが起きることがあります。

香港くらいまでの短距離なら許容できたとしても、私には太平洋路線など長距離だと許容できないんですね。

そのために、姉さんは長距離ならば、それ以外に選択肢がない場合以外は、LCCを選択しません。

それに伴い、持っていくべきものが多少変わります。
ご参考までにどうぞ。

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——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

LCCに乗っていい人=ドミトリーに宿泊できる人

ほぼ決め打ちしてもいいと思う。LCCに乗っていい人とは、ドミトリーに宿泊できる人です。

ドミトリー、つまり相部屋なのでプライバシーが守られにくいです。そして安いだけであまり良い環境ではありません。

耐えられますか?ドミトリーに宿泊したこともありますよ。

メイホーハウス

香港にて。これがドミトリー。南京錠必須。

当時香港のホテルが結構高くて、長期滞在にはドミトリーも組み合わせたかったのよ。

「長期滞在できる=時間にゆとりがある」と言い換えられる。

小さなトラブルはつきものなので、臨機応変に対応できるだけの、コミュ力というか、体力と気力がいるわけです。

ドミトリーが無理だという人には、LCC、特に長距離(太平洋路線や、赤道を超える路線)をLCCの一番安いプランで飛ぶのはおやめなさい。

持ち物リスト

持ち物リストとして書いたのですが、結局「持っていかない物リスト」のような気もするなあ。

ま、こんな感じでしたよ、ということで、参考になれば。

夏なら冷房よけは持っていけ

いつもレガシーキャリア(JALとかANA)では毛布をもらうタイプの方ですか?

私はいつももらう人です。

LCCでは貸してくれないのでそういう方は持って行った方がいいです。
ただし、冬のフライトは着ていたコートを掛けたけで、不要でした。ひざかけも持って行っていたのだけどいらなかったわ。なお、冬は機内は暖房ガンガンでした。

ウルトラスリムダウン、おすすめよー。

スリッパやネックピローはただただ邪魔になると思う

私は長距離線(日本からだったらオーストラリアとか)をLCCで飛んだことはなくて、福岡から香港までの3時間弱を往復したことしかないのよ。なので、機内でうとうと、はあるのだけど、がっつりと眠らなくては!とは思えませんでした。

シートピッチはレガシーと比べてもやはり狭いと感じます。圧迫感とまでは言わないけれど。
香港エクスプレス 香港航空 狭い

それで、スリッパに履き替えるたってどこで!?その座席で履き替えると今度は靴を履くときも大変では?私は足がむくんでしまう。不快なほどではないのだけど、スニーカーを脱ぐとスニーカーを履くのが大変です。

ネックピローってこれね。

レガシーだと2017年現在はヘッドレストが付いていることが多いのですが、LCCならまずない。だからネックピローを、と言うのでしょうけれども、ただでさえ狭いのに??みたいな感じですね。

普段の長距離フライトでも使わないしね。特にLCCでは重量制限があるので、荷物になるものは1gでも減らすが吉ですよ。

飲食物は持ち込み禁止なこともある

香港エクスプレスは原則持ち込み禁止です。ペットボトルを一本300円くらいで買うことになります。

でもね、みなさん、結構持ち込んでるみたいだったけどね。私はこういうときに守るタイプです。

一度めはカップラーメンを購入し、2016年は往復とも機内食を事前予約しました。お腹が空いて割高なのを買って、むむむ、と思うよりは、予約しちゃう方が心理的に楽でした。片道810円です。

香港エクスプレス 機内食

座席にこだわりがあるなら、うんと早くに並ぶか事前予約をすべし

座席にこだわりがありますか?私はあります。

私は窓側の座席が好きです。香港に行くときは右側の窓側を死守したい。

逆にとにかく通路側!という方もおられるでしょう。

そういう人は、座席を予約しないと早い者勝ちになってしまうので、うんと早くに並ぶか事前予約をすべきです。

2015年は争奪戦に参加したのですが、大変疲労しました。

福岡空港の場合、香港エクスプレスのカウンターが開くのは3時間前です。香港空港の場合はインタウンチェックインで24時間前です。

面倒じゃない?

というわけで、事前予約しました。片道400円です。

HK Express book

こんな感じでした。

結局、私はLCC向きじゃないのではないかと考えたのはこの瞬間よ。

機内にはエンターテイメントが何もないので、寝るのではないなら何か用意した方がいい

2016年1月は行きは雪、帰りは旅行の疲れでぐったりとしていました。

行きだったら、ガイドブックを読みこむ、などいろいろあります。

帰りは・・・。まあ、何か持って行くべし。うつらうつらするのもいいよね。

Amazon Primeをダウンロードしておいて、見たりする。

想定すべきこと

急病でもLCCでは医療関係者はまずのっておられないだろうし、横にさせるようなスペースも機内にはないと考えた方がいいです。お医者さんが乗られるかなあ。

あと、安全に気を配ってるのかな…?という報道があることもありますよね。

まあ、それはほぼ極論としてさておき。

入国カードなど必要書類が搭載されていないことがある

2015年の香港エクスプレスは香港行きでしたが、これに香港の入国カードの搭載がありませんでした。

2016年の香港エクスプレスの香港行きには入国カードがあり、帰国は外国人用の日本の入国カードは搭載していました。しかし、日本の税関申告書は搭載されていなかったんですよ。

まあ、LCCなので、そうなんだろう、と思うべきであって不満を抱くポイントではないのでしょう。

ただ、こういうのが積み重なっていくとゴリゴリと削られていきます。安いのには理由がある。

逆にビジネスクラスで搭載してなかったら嫌みの一つや二つをクルーにぶつけたっていいと思う。払ってるんだから。

搭乗時か到着時か、いずれにせよ階段を上り下りすることがある

2015年の香港エクスプレスは福岡空港から乗るときはそのままボーディングブリッジを使って搭乗しましたが、香港空港で降りるときはバス移動だったようです。

2016年の香港エクスプレスは福岡空港から乗るときはバス移動でした。

香港エクスプレス 福岡空港

このときは香港空港ではアイランドに到着してバス移動でした。

帰国便は香港空港でボーディングブリッジを使って搭乗しました。福岡空港でもバスではなかったような記憶があります。

私は預け荷物なしなので荷物を持って階段移動なんですね。もちろん、レガシーでも階段の可能性はあります。現に2016年1月の場合は福岡空港にて中華航空もバス移動でしたよ。

でも、確率としてバス移動&階段の可能性が非常に上がるのがLCCなんだな、と思います。

結構な荷物を持って乗り込む方や、ちょっと足に・・・という方はレガシーの方が良いと思います。手伝ってもらえますし。

ただ、LCCではなくてもバス移動と知って、荷物を預けませんか?と言っているグランドさんに、荷物を全部持ち込もうとしてグランドさんに「手伝ってよ」というのはなんだかな、と思いました。みっともない。

年齢で区切るなら、LCC向きは10代後半から、単身で移動するのにあまり不安のない60代前半まで、かな…。

重量制限はうるさい、と思う

2015年も2016年も私は預け荷物なしでした。

私は比較的荷物が軽いです。スーツケースはサムソナイトのミラコロの小さいの、そして手荷物としてサブバッグが可能なのですが、これは見た目以上に軽いです。上にかけるものを用意していただけだもの。何か言われたらこれにいつもの肩掛けカバンも入れる予定でした。

2016年は行きは出発の2時間前に到着したので並んでいない、帰りは香港のインタウンチェックインをしたので知りません。2015年は福岡から香港に行く香港人や大陸人は結構うるさく言われていたようですよ。

なお、荷物を減らすコツは洗濯です。あと、帰国便の場合はお土産を配るべき人がそんなにいないことかな〜。お土産は手配してしまう、というのも一つの手なのかもしれない!私は使ったことはないけど、重量制限と戦う方にはこういうものもありだね。って思いましたが、だったらそれは「お土産」と言えるのか・・・。

無情にカウンターやゲートが締め切られる可能性

これは私には起きたことがない話です。姉御さんは日本人でも特に時間に細かいタイプの子なのに、結構心配性なもんでほぼない。(とはいえ、勘違いをして香港空港で走り回ったことはある!)

ちらちらネットを見てると、見つかります。LCCで重量オーバーをしてしまい、荷物の整理をしていて目の前で預け荷物の受付時間をすぎた話。あたふたしている間に目の前でその便の受付そのものが終わってしまった話。ゲート前までいたけど電話をしていたら出発された話。単純に時間に遅れた、などが見つかります。

ショックだろうし、責めるつもりはありません。でも、人と比べると時間にルーズ、重量にルーズ、方向音痴、冒険的、などの要素を持っていたらLCCは無情に映るだろうな、とは思いました。

時間にルーズで冒険的で方向音痴なんて、カウンターとゲートを見つけられないのに、一人旅でふらっと空港に行く前に変なところに立ち寄っちゃって迷子になる、とかありそう。想像するだけでトイレに行きたくなるよ・・・。姉御さんなんか、腹が痛くなりそうで空港直行派だもん。あ、空港に行く前にトイレに立ち寄ったことはあるよ。

なんでLCCが安いのか、って考えると、いろんな物をカットしているからです。仕組みはわかってないのですけど、空港の受付カウンターも荷物を預けるシステムもゲートもスポットレンタルなのかもしれません。超過するとその分航空会社は払わなければならない。

そう考えると目の前にいようがいなかろうが、預け荷物カウンターを時間通りに締めざるを得ないし、無情になってしまうのも仕方がないなって。無情にならざるを得ない以上、安いLCCである以上、言葉とかもものすごくきつく感じられると思います。親切な言葉をかけてもらいたいなら、親身に臨機応変に対応して欲しいならそれなりの対価を払わないと。ただし、お金を払ってるレガシーでそういう態度をとられたら怒り狂っていい。

というわけで、時間にルーズ、重量にルーズ、方向音痴、冒険的という方はゲートを締められて結局レガシーよりも高額な支払いをすることになるのかもしれません。

なお、私は明らかに「冒険的」に当てはまると思います。だからLCCに乗っちゃうわけです。円安の時代に海外旅行に行く、それだけで十分冒険的だと思うなー。

誰かに時間にルーズだと言われたことがある、飛行機に乗るのに重量??な方、方向音痴の自覚のある方には私はLCCはおすすめしません。

逆に時間に超きっちりしている方は、LCCは天候(これはどうしようもない)・機材繰りなどでの遅延・欠航以外で時間や重量にルーズな方のせいで遅れることはないので、誰かにイラっとすることは少ないかな。香港エクスプレスの定時運行率は高いみたいですよ。

欠航&遅延、もしくは搭乗拒否されたらその後の手配が自分でしないとならないかも

姉御さんは天候に恵まれがちな人なんで、そんなに欠航したり遅延したりするものではないのです。それでも、欠航されたことはあるし。2016年1月は雪の大騒動もありました。あれ!?どっちも香港絡みだよ!ま、そんだけ香港に行ってるってことなんです。

天候によっては欠航したり、遅延されてしまうことがあります。案外LCCって欠航率が低いようですし、2016年1月の大雪のときも国内線は欠航しても国際線は案外飛んでいましたよ。

で、欠航された場合、次の便に乗る手配はどうします?

何度もこの話をしてるのですが、私は香港から日本に帰国するANAが台風で欠航したことがあります。あとの手配を自分ですることになりましたが、広東語なまりの英語が聞き取れず、港女がやってくれたのです。今思えば、日本にかければよかったんだよね。

レガシーで日本にも支社などがあるなら、最悪日本に電話してしまえば良いのですよ。(ドイツ系ですが、座席指定したくてかけたルフトハンザの電話対応はすごく良かったです。SASは繋がらなかった)

LCCはこれができないでしょ。

会社理由の欠航ならまだしも、天候理由の欠航は仕方がない。どういう対応をするのか聞くべきではあるけれど、期待するほうが悪い。

そして多分、目の前でカウンターやゲートを締め切られたら、ショックですよ・・・。私もパニクる。経験値ないし。

そういうのが心配な方(私)は単純にLCC向きではないのでしょう。

雪のときは、欠航とか大幅な遅延になったら香港で支払い済みのホテルは返金されないから、セゾンアメックスの遅延保証使うんかな、リワード分戻らんだろうにな、とお腹がゆるかったです。実際にあったら、パニクりながら、どうブログで書いてやろうかと頭の隅で考えてるかもしれないけどさ。

ただし、これも一種の賭けなのです。だってそんなに頻繁に欠航するもんじゃないもの。シーズン(台風・雪など)を外してしまえば、天候理由のイレギュラーの発生確率はもっと下がりますよね。

なお、晴れ女の姉御さん、雪のときでも外にいるときは吹雪かなかったのよー。台風のときだって私が外を歩かないとならないときは風もゆるかったのよー。

姉御の結論

香港エクスプレスが就航してくれたおかげで、安くても5万円近かったキャセイ・ドラゴンの福岡ー香港便が安くなりました。それにつられて経由便のエバーの福岡ー香港便も下がりましたし、当然ながらエバーの福岡ー台北便も下がりました。

香港エクスプレスさまさまです。

それでも、(私は南方へよく行くので)台風シーズンなどを中心に、LCCでは何かあった時が大変だな、と思うこともあります。

レガシーにはレガシーの良さがありますし、Surpriceのクーポンを使用して、そこそこ安く調達したことがあります。それも、香港便を。

⇒今回はSurprice!で航空券をとりました [2016年8月 香港旅行]

ただ、とにかく安く、というのであれば、やはりレガシーの特典航空券ではないか、と思うようになりました。

私の場合は地方発なので、羽田までの往復分も出ることを考えると、悪くないです。

ただし、一旦羽田へ行き、下手をすると成田まで行かねばなりません。羽田ー羽田の乗り継ぎでも、一泊しなければならないこともありますしね。

東京周りなので案外時間はかかりますし、さらに南方へ行くと我が家の上空を行ったり来たりすることになります。

というわけで、決済にも使えるし、ANAカードかJALカードでコツコツとマイルを貯めて、乗るというのは、特に地方組で多少時間に融通がきく人には悪くないと思います。

マイルは貯まってないのだけど、とにかく「安く」というのであれば、海外航空券の予約サイト(Surpriceみたいなの)を見てみてください。

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