あっさりと地下鉄で広州東駅まで着きました。
さっき、あんなに焦ったのにね。
⇒広州タワーを目指して珠江プチクルーズはたっぷりと時間をとればよかった
まだ12時です。
駅でテロをするなら人でぎゅうぎゅうになって待っている地上階に車を突っ込む、ナイフを振り回す、爆弾を使う、でしょう。
パッと見、そんなに地下には人はいません。
おかゆを食べたよ
地下鉄から出ると、なんかモールがあります。イオンだ。
フードコートがありました。パン屋はなんかデリっぽい。日本のパン屋みたいな感じ。ヤマザキが香港にあるのでヤマザキインスパイアなのかもしれない。
少しお腹が空いてるし。このパンで済ませるかな。それもなんか悲しいじゃないですか。もう少し見て回りましょうか。
なんと福岡のラーメン屋の一幸舎があってびっくり。
中華に飽きてたら入ったかもしれないけれど、まだそういう時期でもなく。
ぶらぶら回っていると、チェーンの茶餐廳みたいなを見つけてそこに入っておかゆを食べました。
なんと8元。
⇒広州東駅でおかゆを食べながら中国人のたくましさに感心する
駅に上がるのも結構大変だった
そして上に上がって時刻を待ちます。
ここまで上がるのに二回登らねばならないのです。
ここはエスカレーターがあるんだけど。
ところが、この下の階に上がってくる階段はひどいのよ。二つあって、一つは広九列車と書いてあるのね。反対側にも階段があるのだけど、もう一つは国内長距離列車なのよ。和諧号だったかな?香港については何も書かれてない。広九列車の方はエスカレーター故障中。
うーむ。
うーむ。
ちなみに反対側のエスカレーターは上りしかなくて、下りはない。
うーむ、うーむ。
エレベーターは不明。
うーむ。
考えていると白人の初老の夫婦がアジア系の男の子を連れているのがいました。
「あんた英語喋る?」
どことなくドイツ訛りのような英語で聞かれました。
「喋る」
「あのさあ、香港に行くんだけど、あっちに登って行ける?」
「知らんな。私も広州は初めてやし。書いてないんよね。それに香港行きは国境こえるけど、国内は越えないじゃない。だから中で区別してあっても変じゃないし。下りのエスカレーターないからリスキー。私は荷物を持って登るつもり」
階段の脇に広めの滑り台みたいなのがついてるのね。日本ならところどころにストッパーがついてるだろうけど、そんなのなしでさ。行きにスーツケースはその滑り台部分を使って運んでた人がいたのよ。それで私もスーツケースはその滑り台部分を転がして運びました。
それが案外、するっと運べちゃうものなのよ。ミラコロだからするっといった、というのはあるけど。
そうやって使うものなのかどうなのかわからないけれど、まあ、それで運べましたとさ。
しばらく待機しますが、中国人なのか香港人なのか知らないけど、多くの人がスーツケースを列にしているんです。何するんだろうと思っていると、どうもそれで列の順番を作っていたみたい。私は一人旅だし、そういうことはせずに待ちました。どのみち、最後の10分でみんなするっと乗せちゃうんだから。
あー、疲れた。